モンベルの哲学が生きる「L.W.トレールローテーブル 36」は隠れた名作

モンベルが手がける大人気作「マルチフォールディングテーブルシリーズ」の影に隠れがちな「L.W.トレールローテーブル 36」。
実は、モンベルの哲学が生きる隠れた名作なんです。今回はこの名作テーブルの魅力や特徴、実際の使い心地を詳しくレビューします!
基本スペック
まず、L.W.トレールローテーブル 36の基本情報をチェックしましょう。
仕様
【素材】本体:600デニール・ポリエステル[PVC・コーティング]
フレーム:アルミニウム合金
【重量】819g(869g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】ブルーグリーン(BLBK)
【サイズ】高さ36×幅48×奥行き35cm(天板の高さ36cm)
【収納サイズ】高さ49×幅11×奥行き7cm
【耐荷重(静荷重)】約30kg
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122679
L.W.トレールローテーブル 36の3つの魅力
ここからは、筆者が実際に使用し気付いたこのテーブルの魅力について4つの項目に分けてご紹介します。
1.軽量コンパクトで持ち運びがラク!

重量はわずか819g。アルミニウム製のフレームとポリエステル製の天板を採用することで、軽量化を実現しています。
バイクツーリングやバックパッキングで荷物を最小限に抑えたいキャンパーにとって、この軽さは大きなメリット。
収納時のサイズ(49 × 11 × 7 cm)もコンパクトで、バイクのシートバッグやバックパックにも収まるサイズです。

さらに荷物を軽量化したい場合は天板のプレートを取り外すことができます。
当然ながらプレートを取り外すと少々安定性が落ちますが、十分実用可能です。
2.簡単組み立てでストレスフリー

組み立てはとてもシンプル。
アルミフレームを広げ、サイドフレームをジョイントに差し込み、天板をはめるだけ。
一瞬で設営が完了するので、キャンプ場に着いてすぐにくつろぎのスペースを作れます。
直感的な設計で、初めて使う人でも迷うことなく組み立てられるのも嬉しいポイントです。
筆者も初回使用時、説明書なしで組み立てることができました。

3.軽量コンパクトながら素晴らしいサイズ感

前述した収納時のコンパクトなサイズ(49 × 11 × 7 cm)にも関わらず高さが36cmとローチェアとの相性が抜群な高さです。さらに幅48×奥行き35cmの天板はソロキャンプでは十分なスペースです。
私は以前ローチェアとの組み合わせでSOTOの「フィールドホッパー」やCAPTAIN STAGの「アルミロールテーブル」などを使用していましたが、ご存知の通りこの2つのテーブルはそれぞれ高さが7cm,12cmと、かなり高さの低いテーブルでした。
ローチェアと組み合わせる時の理想の高さと軽量コンパクトな収納を併せ持つのが「L.W.トレールローテーブル 36」なんです。
使用時の注意点

天板はポリエステル素材のため耐熱性がない点に注意。熱い鍋やフライパンを直接置くと傷む可能性があるので、鍋敷きや耐熱マットを用意するのがおすすめです。
実際の使い心地と使ってみた感想
バイクツーリングでのソロキャンプにて複数回このテーブルを使いました。
まず感動したのは、収納のコンパクトさと程よいサイズ感の両立。
バイクのシートバッグに簡単に収まり、気軽に持っていけます。
高さ36cmは、ヘリノックスのチェアワンなどのローチェアと組み合わせるとちょうど良い高さ。
キャンプ場での組み立てもスムーズで、到着後すぐに組み立ててテントの設営が終わるまでは荷物置きにしています。耐荷重30kgなのでこの点も安心です。
最後に
モンベルブランドのコンセプト“Light & Fast”と “Function is Beauty”。
まさにこのコンセプトに当てはまるのがこの「L.W.トレールローテーブル 36」ではないでしょうか。
全国のローテーブル検討中のキャンパーの皆様、隠れたモンベルの名作「L.W.トレールローテーブル 36」を是非購入の候補に加えてみてはいかがでしょうか。